イギリス女性史研究会 第34回研究会のご案内
新型コロナウィルスだけではなく、長雨や台風などでなんとも落ち着かない夏が過ぎ、間もなく後期を迎えることになりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、当初今年6月に予定しておりました第34回イギリス女性史研究会は、12月19日にzoom開催とさせていただくことになりました。
開催方法は初めての試みですが、内容につきましては、6月に予定されていたものから変更はなく、とても意欲的な試みとなっておりますので、皆さま、どうぞご期待くださいませ。なお、プログラムは以下をご覧ください。個別論題報告*に加えて「古典を読む会」を開催し、本研究会会員の山口みどりさん、梅垣千尋さん、長谷川貴彦さんによる翻訳で昨年刊行されたレオノーア・ダヴィドフとキャサリン・ホールの『家族の命運―イングランド中産階級の男と女―』を取り上げます。著者のひとりであるホール氏にもzoomでご参加いただき、コメントをいただく予定です。
また、研究会後にはzoom懇親会を予定しております。こちらも初めての試みですが、皆さまと新しい形で交流できることを心より願っております。せっかくの機会ですので、ぜひお試しください。
研究会に先立ちまして、総会も予定しております。こちらにもご出席いただけますようお願い申し上げます。
【重要】 事前にお申込みいただいた会員のみなさまには、zoomの招待メールをお送りいたします。
準備の都合上、「12月10日(木)」までに、「研究会のご参加」と「懇親会の参加」につきまして、下の URL からお申し込みください。
※ イギリス女性史研究会では、子育て中の研究者を応援しています。今回の研究会はzoom開催ということで、さまざまな方により気軽にご参加いただけるようになったのではないかと思っております。皆さまどうぞ積極的にご参加ください。
イギリス女性史研究会事務局
※≪会からのお願い≫
私たちの活動は会員の皆さま方の会費と寄付に支えられております。
おかげさまで、会誌『女性とジェンダーの歴史』も第7号を刊行いたしました。しかし、研究会の活動をさらに強化していくためには、皆さまのお力添えが必要です。皆さまのお手元にも会費納入の依頼書が届いていることと思います。 会員継続と会費の納入 をお願い申し上げます。
年会費は次の通りです。 一般会員:3000円 /院生:2000円
第34回 イギリス女性史研究会
日時:2020年12月19日(土) 12時40分~17時40分 (12時20分入室開始)
ZOOM開催
** プログラム **
12時40分~13時 総会
13時~14時 「個別報告」 浮網佳苗(京都大学)
タイトル 「近代イギリスの消費者協同組合―教育と女性たち―」
司会 並河葉子(神戸市外国語大学)
14時~14時20分 休憩
14時20分~17時40分 「古典を読む会」 司会 竹内敬子(成蹊大学)
L・ダヴィドフ、C・ホール著、山口みどり、梅垣千尋、長谷川貴彦訳
『家族の命運―イングランド中産階級の男と女1780~1850―』名古屋大学出版会、2019年
14時20分~14時30分 趣旨説明
14時30分~14時55分 コメント1 木本喜美子(一橋大学名誉教授)
15時~15時20分 コメント2 小山田真帆(京都大学大学院)
15時30分~16時 著者コメント【使用言語英語】 キャサリン・ホール (ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ名誉教授)
16時~16時10分 休憩
16時10分~16時50分 訳者コメント 山口みどり(大東文化大学)、梅垣千尋(青山学院女子短大)、長谷川貴彦(北海道大学)
16時50分~17時 休憩
17時00分~17時40分 自由討議
18時30分~20時 ZOOM懇親会
(飲みもの食べものなど、各自ご用意のうえ、気軽にご参加ください。ご家族やペットもご自由にどうぞ。アットホームな集まりです。)