イギリス女性史研究会第 43 回研究会案内
会員の皆さま
平素よりお世話になっております。イギリス女性史研究会 事務局です。
6月14日(土)に開催されますイギリス女性史研究会 総会および第43回研究会についてのご案内です。
今回は、企画「女性史とフェミニズム:国際女性年から現在まで」を開催いたします。
このたびも対面とオンラインのハイブリッド開催の予定です。
研究会の後に懇親会もございます。懇親会は席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。
ご参加の方は、対面での参加かオンラインでの参加かを明記のうえ、以下のURLからお申し込みください。会場の準備の都合がありますので、6 月 7 日までに参加申し込みをお 願いいたします。
6月14日(土)に開催されますイギリス女性史研究会 総会および第43回研究会についてのご案内です。
今回は、企画「女性史とフェミニズム:国際女性年から現在まで」を開催いたします。
このたびも対面とオンラインのハイブリッド開催の予定です。
研究会の後に懇親会もございます。懇親会は席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。
ご参加の方は、対面での参加かオンラインでの参加かを明記のうえ、以下のURLからお申し込みください。会場の準備の都合がありますので、6 月 7 日までに参加申し込みをお 願いいたします。
日時:2025年6月14日(土)
時刻: 2025年6月14日 12:00 PM 大阪、札幌、東京
場所:三宮 KOBE Co CREATION CENTER+オンライン:
12:30 開場
12:50~13:20 総会
プログラム
13:20~17:30 シンポジウム「女性史とフェミニズム:国際女性年から現在まで」
13:20~13:30
趣旨説明 田村俊行(立教大学)
13:30~14:05
第一報告 田村俊行(立教大学)
「国際女性年から半世紀:モザイク・フェミニズムの切り口から」
14:05~14:40
第二報告 谷口秀子(九州大学)
「1970年代~1990年代のフェミニズム童話――The Clever Princessとその周辺――」
14:40~15:15
第三報告 中込さやか(立教大学)
「トランスナショナルな近現代イギリス女子教育史の観点から:ジョイス・グッドマンの研究を踏まえて」
15:15~15:45 休憩
15:45~17:30
全体討論 司会 八谷舞(亜細亜大学)
18:00~ 懇親会 (予算6000円程度、院生割引あり)
シンポジウム 「女性史とフェミニズム:国際女性年から現在まで」
フェミニズムの歴史的特徴を理解するにあたり、歴史家ルーシー・デラップは「モザイ ク・フェミニズム」という考え方を示しました(『フェミニズムズ』、明石書店、2023 年)。これは、フェミニズムを過去から継承した断片(運動や個人的活動および思想など)による構成物とみなし、それぞれの断片がもつバックグラウンドをつかみつつ、断片どうしのスキマを埋め相互につなぐ(あるいは崩す)ものを解明することで、フェミニズムのあり方を解きほぐそうとするものと言えます。
今回の企画では、この「モザイク・フェミニズム」をヒントに、とくに第二波フェミニズム以降のイギリスにおける「断片」について、その意義や分析手法について検討する機会にしたいと思います。
主催:イギリス女性史研究会
共催:科研基盤研究(B)「ジェンダーと『教育の革新』に関するトランスナショナルな教育史の構築」(23K20678)