イギリス女性史研究会 第37回研究会のご案内
皆さま、大変遅くなりましたが、6月25日(土)に開催されますイギリス女性史研究会の総会および第37回研究会のご案内です。今回は「「モノ」の歴史とジェンダー」というタイトルで、学際的なご活躍をされている方々にご登壇いただくシンポジウムとなっております。
今回は久しぶりに対面でもご参加できるよう、対面とオンラインのハイブリッド開催の予定です。神戸の会場であるいはオンラインでたくさんの皆さまと議論できることを楽しみにしております。
【重要】会場準備の都合がありますので、ご参加の方は事前に対面での参加かオンラインでのご参加を明記のうえお申込みください。お申込みいただいた会員のみなさまには、対面参加予定の方も含めまして、zoomの招待メールをお送りいたします。準備の都合上、「6月10日(金)」までに「研究会のご参加」につきまして、下の URL からお申し込みください。
研究会 参加申し込み
https://forms.gle/G7PJ6eDuhJeJsjxu8
第37回 イギリス女性史研究会
日時:2022年6月25日(土)12:00~17:30
場所:アンカー神戸&オンライン(Zoom)
Anchor Kobe (https://anchorkobe.com/)
アクセス
阪急「神戸三宮駅」直結
JR「三ノ宮駅」西口から徒歩2分
阪神「神戸三宮駅」西改札口から徒歩4分
神戸市営地下鉄「三宮駅」阪急連絡口から徒歩2分
ポートライナー「三宮駅」から徒歩5分
◆プログラム
12:00 受付開始
12:10-12:40 総会
13:00~ JWHNシンポジウム:「モノ」の歴史とジェンダー
13:00-13:10 趣旨説明 佐藤繭香(武蔵大学)
13:10-13:50 第1報告 佐藤繭香(武蔵大学)
タイトル:「1枚のポストカードからみるイギリス女性参政権運動のプロパガンダ」
13:50-14:30 第2報告 後藤礼圭(津田塾大学言語文化研究所)
タイトル:「イギリスのジャポニスムと傘をめぐるジェンダー」
14:30-15:10 第3報告 横山 百合子(国立歴史民俗博物館名誉教授)
タイトル:「ジェンダー史の視点からみたモノ資料の可能性―人形(ひとがた)・着物・紙を例として―」
15:10-15:30 休憩
15:30-15:50 コメント1: Alexandra Hambleton(津田塾大学):
カルチュラル・スタディーズ
15:50-16:10 コメント2: 藤原 辰史(京都大学人文科学研究所):
農業史、環境史
16:10-16:30 コメント3: 真保 晶子(芝浦工業大学):
物質文化史、デザイン史
16:30-16:40 休憩
16:40-17:30 自由討論 司会:八谷舞(亜細亜大学)
趣旨:
「モノ」を扱う物質文化研究は、考古学、人類学、民俗学、美術館学によって主導されてきました。歴史学はやや遅れてそこに加わり、20世紀後半にはデザイン史や消費文化史の発展とともに、「モノ」を使った歴史学研究の可能性はさらに広がっています。ジェンダー史においても、「モノ」を史料とすることによって、新たな可能性が生まれています。例えば、文字史料には残りづらい新たな女性の歴史の発掘もそのひとつでしょう。
「モノ」を扱う研究はそもそも学際的であり、1つの方法論にはおさめることは難しいかもしれません。そこで、本シンポジウムでは、「モノ」を史料として扱う3本の研究報告を材料として、「モノ」を史料として使用することによるジェンダー史研究の可能性や限界について考えていきます。
「モノ」を扱う物質文化研究は、考古学、人類学、民俗学、美術館学によって主導されてきました。歴史学はやや遅れてそこに加わり、20世紀後半にはデザイン史や消費文化史の発展とともに、「モノ」を使った歴史学研究の可能性はさらに広がっています。ジェンダー史においても、「モノ」を史料とすることによって、新たな可能性が生まれています。例えば、文字史料には残りづらい新たな女性の歴史の発掘もそのひとつでしょう。
「モノ」を扱う研究はそもそも学際的であり、1つの方法論にはおさめることは難しいかもしれません。そこで、本シンポジウムでは、「モノ」を史料として扱う3本の研究報告を材料として、「モノ」を史料として使用することによるジェンダー史研究の可能性や限界について考えていきます。
以上