第41回イギリス女性史研究会(2024年6月22日開催)

会員の皆さま
 
「『論点・ジェンダー史学』を活用する」
 
ミネルヴァ書房「論点」シリーズの第4弾として『論点・ジェンダー史学』が2023年に刊行され、歴史学界に限らず広い範囲で反響を呼んでいる。日本の歴史学の伝統的な区分である西洋史・東洋史・日本史のあと、テーマ史として最初にジェンダー史が書籍化されたことは、ジェンダー主流化に向けての大きな一歩と言って過言ではないだろう。
 
本書は多様な読者が個人で十分に学び楽しむことができるよう、徹底的に「初学者向け」を目指して作られた。一方で、教員が自らの授業実践の中でこれを活用するハードルは、ジェンダー史を専門としていない場合、あるいは受講者の大半がジェンダー史に強い関心を持っていない場合、やはり相当に高いという声も多く聞かれる。
 
そこで今回は、3名の教員にご登壇いただき、『論点・ジェンダー史学』を実際にどのように授業で活用できるか/できたかを示していただきながら、参加者全員でグループワークを行ってよりよい使用法について議論したい。より多くの人が、本書を用いて自信をもってジェンダー史を授業や勉強会などに採り入れていけるよう促すとともに、本書の有意義な読み方を模索することがねらいである。
 
【日時】 2024年6月22日(土)13時~
【開催場所】 ハイブリッド開催(KOBE Co CREATION CENTER&Zoom)
 
【内容】
12:20~12:50総会
 
13:00~18:00 「『論点・ジェンダー史学』を活用する」
13:00~13:30 総論 山口みどり(大東文化大学)
13:30~14:00 大学の教育現場から北村陽子(東京大学)
14:00~14:30 高等学校の教育現場から 大島諒亮(金蘭千里高等学校)
14:30~15:00 休憩
15:00~15:30 グループワーク 司会:金澤周作(京都大学)
       ※当日の参加者・参加人数によってテーマとグループ数を検討
       【現時点の予定】
       グループ①:少人数授業での活用法
       グループ②:大人数講義での活用法
       グループ③:中学・高校における活用法(高大接続など)
       グループ④:近代イギリス史以外の研究者のための活用法
15:30~16:30 各グループの成果共有
16:30~17:30 全体ディスカッション
                 司会:金澤周作
                    八谷舞(亜細亜大学)
17:30~18:00 まとめ
 
18:30~ 懇親会
 
【会場案内】
KOBE Co CREATION CENTER
〒650-0221 兵庫県神戸市中央区三宮町1丁目9−1 センタープラザ 9F
アクセス:JR三ノ宮駅、阪急神戸三宮駅、阪神神戸三宮駅、地下鉄三宮駅から徒歩5分
 
 
懇親会 農家うたげ。SANNOMIYA
https://noukautage-jyonetsu.gorp.jp/
     懇親会費 5000円 (学生3000円)
 
 

参加申し込み

 
 
※ 会場準備の都合上、懇親会に参加される方は、6/8 (土) までにお申し込みください。
研究会のみに参加される方は、6/15 (土) までにお申し込みください。
※ 非会員で対面参加の方は資料代として500円お支払いいただきます。
 
 

ポスタービジュアル