イギリス女性史研究会のみなさま

秋も一段と深まり、朝夕寒さが増してまいりました。みなさまにはいかがお過ごしでしょうか。

さて、イギリス女性史研究会では、第27回研究会を12月10日(土)に甲南大学東京ネットワークキャンパスにて開催いたします。すでにご案内の通り、コーディネーターに井野瀬久美恵氏、パネリストに永原陽子氏、富永智津子氏という豪華な顔ぶれをお迎えしてのシンポジウム「植民地戦争におけるセクシュアリティとジェンダー ――帝国だったイギリスの過去を問い直す――」 です。

ご多忙のこととは存じますが、ぜひともご参加くださいますよう、お願い申し上げます。


【重要】 会場のセキュリティーの関係で、事前にお申込みいただくことになっております。会員のみなさまには、「11月20日(水)」までに、「研究会のご参加」と「懇親会のご出席」共に、下のURLからお申し込みください。定員50名ですので、お早めにお申し込みください。また、キャンセルなさる場合は、すぐにご連絡いただけますよう、お願い申し上げます。

https://jwhn.org/study/form.html

*上記締め切り後、座席に余裕がある場合には、11月21日~12月7日に会員以外の方もご応募いただけます
(入会をご希望の場合は、こちらをご覧ください https://jwhn.org/nyukai.html )


◆◆イギリス女性史研究会・第27回研究会 シンポジウム◆◆
「植民地戦争におけるセクシュアリティとジェンダー ――帝国だったイギリスの過去を問い直す――」

■ 趣旨:

中東から押し寄せる難民がヨーロッパ諸国を揺さぶりつつあるなか、イギリスは国民投票でEU離脱を決めた。この決定の背後に、「帝国であったイギリスの過去」が見え隠れする。今回は、植民地におけるセクシュアリティとジェンダーを考えながら、この過去と対話してみたい。セクシュアリティとフェミニズムの立場からのナショナリズム/帝国主義批判、フェミニズムのはらむナショナリズム/帝国性への批判を共有したうえで、具体的には、「植民地だったアフリカの過去」の2つの出来事――南アフリカ戦争とマウマウ戦争をとりあげることにする。

【問題提起・司会進行】

井野瀬久美恵(甲南大学文学部教授)

【報告】

富永智津子(宮城学院女子大学名誉教授)
「脱帝国のフェミニズム」に向けて
―マウマウ戦争と植民地支配のレガシー

永原陽子(京都大学文学研究科教授)
20 世紀初期南部アフリカ社会の人種化とジェンダー
―南ア戦争期の”black peril” と”white peril”

■日時

12月 10日(土) 13時30分~18時00分

■場所

甲南大学東京ネットワークキャンパス (東京駅八重洲北口改札口から徒歩2分)
〒100-0005東京都千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー10F
★エスカレーター3階の受付で入館証を受け取ってから、エレベーターで10階にいらしてください。
http://www.konan-u.ac.jp/tokyo/access/

■スケジュール

13:00~    受付開始(3階受付カウンター)
13:30~14:10 総会
休憩
14:30~18:00 シンポジウム
14:30~14:40  趣旨説明/問題提起
14:40~15:30  富永報告
15:30~16:20  永原報告
16:20~16:40 休憩
16:40~18:00  討議
18:30~20:30 懇親会

■懇親会

12月10日(土) 18:30~20:30
会費  一般5000円、院生4000円
会場 プライベート・パーティールーム スパジオ(八重洲口3分)
フレンチ出身のシェフが手作りするカジュアルフレンチ&イタリアンです。
http://r.gnavi.co.jp/e6r6kcyk0000/menu8/

※≪会からのお願い≫
私たちの活動は会員の皆様方の会費と寄付に支えられております。
おかげさまで、会誌『女性とジェンダーの歴史』も第3号を刊行いたしました。しかし、研究会の活動をさらに強化していくためには、皆様のお力添えが必要です。引き続き会員継続と会費の納入をお願い申し上げます。
年会費は下記の通りです。
一般会員:3000円 / 院生:2000円

以上